khelen打ち上げリレー小説

※khelenオフ打ち上げで書かれたリレー小説です。誰がどの文を書いたかは秘密です。 *** 朝きたら、生ハムになっていた。 クソッ!また失敗だ!本当はプロシュートになりたかったのに! 体から立ち昇る肉臭、非常にマズイ。食われる前に手を打たなければ。 それが最後の言葉だった……。 生ハムは死んだ。それを見ていたメロンは、悲しみのあまり叫んだ。 夕…

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あまのじゃくな恋のお題

古い未投稿の記事をあさっていたら見つけた。もったいないので貼っておく。 恋したくなるお題 (配布)より。 --------------------------------- あまのじゃくな恋のお題 --------------------------------- 01. 肩をぶつけて作るきっかけ ねえねえ、聞いてもいい? 告白って、どぉやってしたらぃぃのかな?…

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リレー小説やったよ

深夜の産婦人科の受付に座っていたのはバイトの研修医だった。あまりにも暇だったので麦茶を飲みながらクロスワード・パズルを解いていた。何者かが羽音を鳴らして彼女の腕にとまったので反射的にパチンと叩き潰した。 不意に、ケータイが振動する。小さなディスプレイに表示された文字。車に轢かれた猫の死体を見たような、そんな気分。ほっとかれたケータイは、それでもまだ自己主張を続けている。 とれもせず目を逸…

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瀬子さまの憂鬱

ハロー、瀬子でーす。 1年の時にユーリカンたちと遊園地に行った時の話ね。 たしか目的は、ユーリカンにどうも好きな人ができたっていうから。誰かって聞いたらイリタク…だと……!?…こういう大人しいタイプがチャラ男に惚れるのはよくあることだけど、いまだに好きだっていうからもう1年以上片思いしてるのよねえ。奥手というか一途というか。そういうところが面白いんですけども。でも、見かけがチャラいのはともか…

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ユーリカンの修学旅行2

エレベーターの戸が開いた。 強烈な湿気と熱気に襲われる。 「なんだここ?」 と、思ったりしても、入巣のように声に出したりせず、ユーリカンは黙って唖然とした。そこはジャングルだった。 鯛良の後についていく。 その階は、うっそうとしたジャングルだった。 『室内だよな?ここ…』 『たぶん…』 ヤシの仲間やバナナの木が頭上を覆って、天井は見えない。巨大なシダがもっさもっさと生えて…

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ユーリカンの修学旅行

そっと廊下に出た。 ほの赤い常夜灯と、遠くに緑の非常口案内の光がぼんやりと人魂のようにゆらめいていた。 クラスメートたちは部屋で大騒ぎをしている。 もうすぐ教師が見回りにくるはずだが、彼らはその覚悟はできているのか?…まあ、そんな時間に部屋を抜け出している私が言えたことじゃないね。 さて、どこに行くべきか。 と、一瞬迷ったけれど、プランはもう練ってある。 「聖域」の中…

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ストーリー-2 ―ユーリカンサイド―

「ドリー!」 「ドリー、ちょっとみて。私合格したよ。ドリーと同じ高校に行けることになったんだよ!!」 部室に飛び込むんで、ユーリカンは顔は真っ赤、息を弾ませてそう言った。 ドリーは彼女を見た。 だが浮かない顔で、 「…そう。」 と呟いた。 ユーリカンは親友の反応が理解できず、 「別に嬉しくない…?」 「えっ?いえ、嬉しい!また春からユーリカンといっしょの学校生活なのね、…

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ストーリー-1 ―ユーリカンサイド―

(ストーリー-2 の続き) 初夏のある日、私は校門前でドリーと待ち合わせていた。 一般家庭の出身者である私たちに送迎のリムジンなどない。自転車と公共交通機関を駆使するのみだ。 「オレはフラれる方に1万円」 「オレもフラれる方に」 「オレは10万」 「賭けになんねーなww」 「お前ら、それでもダチかよ!少しは応援しやがれよ!」 そんな会話をぼんやりと聞いていた。 待ち…

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男装娘と女装男子モノを書いてみた1

帰宅 PCの電源を入れてデジカメをケーブルに繋ぐ さて服を片づけよう。 スカートのプリーツが皺にならないように丁寧に伸ばす。残った化粧も落とさないとな Σバーン!(#´∀`)ノ ただいま帰りました!! 興奮してます。オンリー大変楽しかったですハイ! 思ったよりレイヤーさん多くて感動しましたー みなさん、こんな難解な服よく作りますよね、すごいなぁ(←作ろうともしないヤツ…

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男装娘と女装男子モノを書いてみた2

翌週のことだった。 オレはすでにボカロオンリーで出るキャラを決めて、しかし自分の好きな曲をモチーフにしたスタイルにしたら面白いかなあと思い、いろいろとそのキャラの曲を聴いていたところだった。 新着メールだ。 「lits'news」の更新通知だった。 ぽんぽんとブログを開く。 今度のボカロオンリーですが、出られないこととなりました。 楽しみにしてくださった方もいらっしゃるよ…

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男装娘と女装男子モノを書いてみた3

オレは本当に大阪に行く気力を失っていたのだが、現実にはそんなことも言ってられないようだった。 雪たんが大阪に来る日が楽しみすぎます。 リアル雪たん見たいなあ、見たいなあと思いつつことごとく仕事に邪魔されてきた俺にもやっと運が回ってきたようだなふっふっふ…!! いっぱいくんかくんかしたいです。 通報しないでください、大丈夫です、10m先からくんかくんかしますので。 キャラ予想…

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男装娘と女装男子モノを書いてみた4

ムーッムーッ 改札を出たところでメールの返信がきた。 改札右手、柱のそば、白いパーカを着ています lits 右手、右… そっちは左でした… ええと… 人は多かったが、白いパーカーを着ている人物は彼女だけであった。 目が合った。 ピンクのワンピースの上に白いパーカーを羽織り、下は細身のジーパン、髪はショートカットの女の子。 彼女は手に持っていた携帯を閉じて鞄にし…

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ラスト・フレーバー_1

のしん… のしん… 巨大な機械仕掛けの剣士が草むらのように森を書き分けて歩く。戦友の頭頂部から地上を見下ろして少女は叫んだ。 「たっか――い!!あっ!海が見えますよっ!ちょう遠いけど!」 「やめてぇ… アタシ高いトコロ苦手なんだから」 「柏木さんにも苦手なものがあったんですね。吃驚です」 こちら、魔王討伐部隊、上空班。正確には潜入班がスムースに任務遂行するための陽動係。かかってくる敵は…

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ラスト・フレーバー_2

むかしむかし… といってもある世界の人たちには最近のことでありますが… 未だ魂とも呼べない熱量の塊、現在では愛とか勇気とか呼ばれるもの、剣の女神さまはそういったものが大変お気に入りで、今朝もせっせと集めてきては 「また拾ってきたのか」 などと旦那様に呆れ顔をされるのでした。 そうして大切に育てたきょうだいたちの、末娘、愛を守る天使リナナ、彼女はお父様から命の剣をもらって大切に使ってい…

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ラスト・フレーバー_3

JuNの側にいたくて、JuNの役に立ちたかった。 『嘘。』 心の中にアンジェリカが現れてそう囁いた。 (天界じゃ、邪魔扱いされるし、イジメられてばっかだったし、居場所がなかったの。) 『そうだね』 (でもJuNちゃんなら、きっとりなのこと大事大事ってしてくれるって思ったの) 『自分勝手な妄想、吐き気がする』 (だってJuNちゃんは誰にでも優しいもの) 『そうだよ。』 (そうだ…

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ラスト・フレーバー_4

(…ちゃん) 白いカーテンがふわりふわりと揺れる。 (JuNちゃん、JuNちゃん) 夢の中で、大切な友達に名前を呼ばれていた。幸せな夢だった。 「ん…」 目を開け、自分がうたた寝をしていたことに気づき、ガバと起き上がる。 医務室のベッドは、自分の汗でしっとりとしているだけで、あとは…からっぽだった。 「しまった」 椅子から立ち上がる。 「どこ行ったの?あの子…」 ケガは…

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ラスト・フレーバー_5

目の前が真っ赤に染まった。全身に鮮血を浴びる。肉片がバラバラに飛び散るのをスローモーションで見つめる。心臓に詰まった綿がしめつけられた。 次には洗濯機に突っ込まれた。ぐるぐるに回された。全身をピンク色の泡が包みこむ。冷たくて、体がびっしょりと重い。 そこでようやく悪夢から解放された。ひどい寝汗だ。 「おや、おはよう」 起き上がって周りを見た。見慣れた部屋――ギルドの事務室だった。し…

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重機お姉さんの 天誅☆します!!第1話

男は目を開けた。 爽やかな目覚めとはいい難い。 自分が椅子に座っていることがわかった。…全身の関節が痛い。呼吸も苦しい。 自分が椅子に座らされていることがわかった。両足と手首が縄で固定されて、身動きがとれない。そして下着以外の服がはぎとられている。寒い。 ここはどこだ?ああ、自分の部屋か…… 「起きた?」 女から声をかけられた。ボンテージ服に身を包んだ、ポニーテールの… 「ギルドの…

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さまんさ実験室(一日一小説_2)

ハロー、エヴリバディ。 こちら「さまんさ実験室」です。視聴者の皆さんから頂いた素朴な疑問を科学的に解明いたします。 ファンタジーなので予算は無限!素晴らしい! さて、今週のおハガキはこちら。 『ウサギは寂しいと死ぬって本当ですか?』 なるほど。こちらの疑問をこの番組に送ってくるあたり、なかなか外道なお方ですね。 よろしい。 こちらに一匹のウサギを用意しました。 名前をつけ…

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にとすい学園(一日一小説_1)

ゲタ箱を開けると、一通の手紙が入っていた。 折り畳んだ紙の表に大きく 「西瓜へ」 中には 「放課後、屋上に来い。逃げるんじゃないぜ」 汚らしい字でデカデカと書かれていた。 ハァ、溜息をつく。またか、である。少女には不可解であった。なぜこうまで私が目の敵にされなければいけないのか。仕方なく、果たし状を無造作にポケットに突っこむと上履きをはき直して屋上へ向かった。 屋上のドアが重い…

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BLUE BIRD-前編-

BLふうみ。 --------------------------------------- 質問だ。 お前らの中に 呼吸ができなくても平気なヤツ なんているか? いたら挙手。 いるいる、ひーふーみー… ってそんなワケあるがっしゃ――――――ん!!!!(ちゃぶ台) 悪かった。わかりきったことを聞いてすまない。 人間のさいぼうは酸素のきょうきゅうと二酸化炭素の…

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BLUE BIRD-後編-

   -3- Ah――――(A♭) 声を出す。「指標」だ。 小鳥に向かって合図。お前も声出せ。 ぁ~…(A-2/3音) (思いっきり、ズレてます。) 「声が小さぁ――――――――――いッ!!!!!」 思わずツッコんでしまった。ビビられたか?んーにゃ、構わん。 「お前、腹式呼吸って知ってるか?」 「え…し、知らん…」 あ…

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